「わくわく子ども教室」

当該教室の概要 基本理念を「のびのびと明るく元気で健やかに~子どもと大人が共にいきいき育ち合う交流の場~」と設定し、子ども達の「思いやり」・「行動力」・「協調性」を培い育むことを心がけ事業展開している。
地域の現状と課題 大治町は、濃尾平野の南西部に位置し、南北に流れる一級河川の庄内川、新川と二級河川の福田川の間にあり、東西2.4キロメートル南北3キロメートルのほぼ正方形で、面積は6.58平方キロメートル、周辺を名古屋市中村区、中川区、海部郡甚目寺町、七宝町に囲まれている、人口3万人弱、小学校3校、児童総数約2千人という町である。
教室は、町内全域の児童を対象に学校を通じて募集、参加希望が多く施設が手狭になってきているが、学校に空き教室はなく、今後の活動場所の確保が課題となっている。
活動場所 町立公民館3階 講堂・体育室
活動日・時間 ・活動日
6月~3月の火・水・木(長期休暇を除く)
・活動時間
6月~9月は午後4時30分~6時。10月~3月は午後4時から5時30分(日没等考慮)
参加対象 町立公民館は、大治小学校区内にあるが、対象は町内全域としており、他の2校区からの参加も多い。
活動内容 子どもたちが集団の中で身体を使って簡単に遊んだり、体験できるカリキュラム(大治太鼓、バトミントン、ボール種目など)を実施。
<1日の流れ>
交流遊び(30分間):参加者全員での活動
自由遊び(1時間):各自が思い思いに活動
指導者等 大治町ボランティア「せんだんの会」のみなさまが指導員として活躍している。この会は元々女性組織の翼下団体であったが、活動していく過程で、子ども達の活発な行動には男性会員も必要であると考え、現在は独立し活動されている。新規会員は口コミがほとんどの状況である。なお、教室では、子供同士の関係づくりを大切にするため、指導員は安全に重点を置いた「見守り」を基本としている。
地域とのかかわり スポーツクラブ・文化クラブ・ボランティア団体等の協力を得て、バトミントン・きり絵・手話等さまざまな体験活動を実施しており、地域の大人と顔見知りになる機会となっている。
安全管理方策 コーディネーターに安全管理指導員を兼務させ、文部科学省作成の「安全管理マニュアル」に準じた安全管理を実施。さらに、緊急時の連絡体制確保のため保護者連絡先の事前把握を徹底した。また、児童の送迎を保護者の義務としている。
参加方法・費用 4月に学校を通じて一括募集するほか、その後は町立公民館の窓口で随時受け付けている。費用はスポーツ安全保険加入料(500円+事務手数料)を徴収しているほか、必要に応じ教材費等を受益者負担分として徴収する。
18年度までの取組 地域子ども教室推進事業として平成16年度よりスタートし、参加者は増加傾向にある。曜日変更や活動内容などの細かな改良はあるが、基本的な形態は現在まで継続されている。
放課後子ども教室と放課後児童クラブの関係 放課後子ども教室は教育部局、放課後児童クラブは福祉部局で実施しており現在のところ交流や連携はない、今後において放課後子どもプランの検討に伴い何等かの連携をめざす。
参加者・保護者の感想 子ども達は自由な活動を通して、自分たちで独自のルールを確立したり、スポーツなどを通して決められたルールの中で活発に行動できるようになった。また、送迎を保護者の義務としたことにより、週3日間のボランティア活動の大変さを実感されたようで、指導員への感謝の気持ちを口にする保護者が増えた。
運営主体の感想 事業目的のひとつである「安全・安心な子供の居場所づくり」は概ね達成していると考える。数年間通して参加する子供も多く、その心や体の成長を我が事のように喜び、また、楽しみに見守るボランティアの姿は、行政事業の枠を超えた感慨を与えてくれる。
今後の予定 現在円滑に実施している事業を熟成しつつ、放課後子どもプランの策定も視野に入れて、新たな展開を図っていく。
今後の課題 本事業を推進する上で最大の課題は「ボランティア」と「活動場所」の確保である。当町ではこの課題により各学校区での教室開催が困難な状況にある。

学校支援地域本部