「陶原小学校せとっ子モアスクール」

当該教室の概要 「放課後児童クラブ」と「放課後こども教室(当市では「放課後学級」と呼称)」が一体となった事業である。
地域の現状と課題 ・当市は、地場産業の衰退と共に名古屋市のベットタウン化が進んだ。それに伴いマンションや新興住宅地の建設が相次ぎ、町内会や子ども会の弱体化が進み地域社会の崩壊が進みつつある中、各小学校区においては、敬老会による登下校の見守りなどが行われている。
・PTAや子ども会、敬老会、町内会など地域の各団体の活動は活発であるが、相互の連携が取れていないことが課題である。連携することで、この地域の問題点を確認しあい克服し、より良い地域のあり方を模索していくことができると考える。その中でボランティアの重要性を問いかけ掘り返していくことで、せとっ子モアスクールへの参加を促していきたいと考える。
活動場所 瀬戸市立陶原小学校
活動日・時間 平日:授業終了後~午後5時30分
土曜日・長期休業日:午前9時~午後5時30分
参加対象 当該小学校に通学する1~6年生で参加を希望した児童
活動内容 ・放課後児童クラブにおいては、複数の専任指導員の下、日常生活・季節の行事などを通じて生活の場として位置づけている。また、年間計画に基づきキャンプ・合宿などを行い健全育成の場としている。
・放課後学級においては、専任の責任者を配置しボランティアの協力を得ることにより、放課後の安全な遊び場として位置づけている。また、夏休みの特別講座(自然体験『森の学校』・工作教室)や土曜日等を利用した特別行事(工作教室)などを開催し、児童クラブとは違った形での健全育成のあり方を模索している。
指導者等 総合管理責任者(児童クラブのチーフと兼任)
マネージャー(専任の責任者)
プレイングパートナー(児童と遊ぶ役割を持つ、学生等のアルバイト)
チーフボランティア(ボランティアの管理等、有償ボランティア)
ボランティア(児童の見守りなど。新聞やチラシなどで募集)
地域とのかかわり ・PTA及び町内会や敬老会などにボランティアの募集を行うと共に、陶原小学校せとっ子モアスクールについての理解が深まるようにチラシ等の配布をし、地域のお年寄りの方に読み聞かせや、伝承遊びなどのイベントボランティアへの参加の呼びかけを行っている。
安全管理方策 ・当該施設の入口は常に施錠。外部からの訪問者は呼出ベルにより入室することができるようにしている。また、屋外では指導者の目の届く範囲で活動するよう児童に周知している。
・児童のお迎えなどの保護者も含め、当施設のすべての関係者が「陶原小学校せとっ子モアスクール」と明記した名札を着用することにより、関係者以外との区別をつけている。
・帰宅方法を、親、子、せとっ子モアスクール間で常に確認し、帰宅時の安全確保をしている。
参加方法・費用 ・事前に参加希望を提出する必要がある。傷害保険料、材料費などの実費負担がある。
18年度までの取組 ・約2カ月おきに、季節のものを題材とした工作教室を開催。
・ボランティアによる本・紙芝居の読み聞かせ。
・外部講師(ボランティア)による折り紙教室。
放課後子ども教室と放課後児童クラブの関係 ・放課後児童クラブの児童は放課後学級の部屋(図書室)を利用しているが、放課後学級の児童は児童クラブ専用室には入室できない。
・当初、おやつの有無で心配もあったが、登録に当たってまた折にふれ、それぞれの児童に自分が所属している場所についての説明を行っているので、問題は起こっていない。また、放課後児童クラブのチーフが全体の管理者となっているので、それぞれの職員でミーティングを行い問題が起こらないように対処している。
参加者・保護者の感想 ・学校から帰宅してもゲームばかりだったので、少しでも外で遊んだり友達と遊んだりする時間が増え、ありがたいです。
・一人っ子なので年上・年下の子どもとの接し方を学んでほしいです。
・子どもだけで遊ばせることが心配なので、いつも助かっています。
運営主体の感想 ・学校現場との友好的な関係を築くことがかなり大変であったので、細かい問題でも報告し協議していく姿勢で当たった。
・お迎えの問題や、出席の管理(放課後学級)など様々な問題点が持ち上がってきたが、市の担当課や学校、保護者の協力を得て、何とか軌道に乗せることができた。元々、当該児童クラブを運営していたので、そういう意味では楽な面もあったと思う。
今後の予定 ・より安全な遊び場所の構築:緊急時の学校教諭との協力体制の確立とその具体的な方策
・イベント(工作・レクリエーションなど)の充実
・ボランティアの育成と組織化
・地域住民との交流とその場の提供
今後の課題 ・より安全な遊び場所の構築:緊急時の学校教諭との協力体制の確立とその具体的な方策
・イベントの充実
・ボランティアの定着・育成と組織化
・地域住民との交流

学校支援地域本部