「土曜教室」

当該教室の概要 土曜教室は、週末等に学校施設、社会教育・体育施設等を活用して、子ども達に主体的に活動できる場や、安全・安心な活動拠点の提供を目的としている。土曜教室とは、地域の指導者が子ども達にスポーツや文化活動を教える12教室の総称である。本年度は87名の指導者が登録し、229名の子ども達が参加している。
各教室ともスポーツや文化活動の技能向上だけではなく、あいさつや靴を揃えることなどの徹底や、他の人を思いやる心を育てるなど指導者主導で特色ある運営を行っている。また、子ども達の活動意欲を持続されるために交流会、発表会や大会にも参加している。このように、土曜教室ではスポーツや文化活動を通して、自ら学ぶ態度を育て、道徳観を身につけ、豊かな人間性を目標に生きる力を育んでいる。指導者や異学年の子どもとふれあうことで社会性を高める手立てともなっている。
活動場所 豊川市農業者トレーニングセンター、一宮生涯学習会館、一宮体育センター、いこいの広場、一宮南部小学校等7施設
活動日・時間 活動期間は5月から3月である。なお、一部の教室では4月に実際の活動が体験や見学できる体験活動・見学会を開催している。
活動日は月に1・2回程度、土曜日に開催している。活動時間は1回につき2・3時間程度である。なお、活動日・時間は各教室で異なる。具体的にはグラウンド・ゴルフ教室は毎月第1土曜日の午前9時から11時30分、よさこい教室は毎月2回、午後2時30分から午後4時に開催している。このように各教室で都合の良い日時を選んで開催している。また、発表会や大会等に参加する場合には、土曜日だけではなく、日曜日、祝祭日にも開催する場合もある。
参加対象 参加対象は豊川市一宮中学校区の小中学生である。教室によって対象学年が異なる。具体的にはグラウンド・ゴルフ教室は小学2年生から中学3年生、囲碁教室は小学4年生から中学3年生である。このように指導するにあたり各教室で適切な対象学年を決めている。
活動内容 本年度は12教室が登録している。具体的には、グラウンド・ゴルフ、サッカー、空手道、ゲートボール、硬式野球のスポーツ5教室と、将棋、日本舞踊2教室、囲碁、書道、よさこい、ワンダーランド(科学実験・工作等講座)の文化活動7教室である。
指導者等 文化協会、体育協会、スポーツ少年団の一部加盟団体(旧一宮町の団体)やNPO団体等地域の方が指導者として、子ども達に各教室とも月に1・2回程度、スポーツや文化活動を教えている。
地域とのかかわり 上記「指導者等」と同様
安全管理方策 指導者を対象に年1回、救命講習会を実施している。また、各教室で緊急連絡網等の作成や、警報等が発令された場合の連絡体制の整備など緊急時にも対応できる連絡体制が整備されている。
参加方法・費用 参加方法は4月中旬に参加申込書を事務局に提出する。定員に満たない教室は申込期間後も随時、参加を受け付けている。
参加費は教室によって異なり、参加費を徴収しない教室もある。参加費は年間1,000円から5,000円程度徴収する。また、参加費の他に必要な道具等の持参や購入することが必要な教室もある。
18年度までの取組 土曜教室は平成14年度から学校週5日制の開始に伴い、旧一宮町で地域ぐるみの教育の充実と、子ども達が主体的に活動できる場の提供を目的として実施した。平成16年度から平成18年度は地域子ども教室として実施した。また、平成18年2月1日に豊川市と旧一宮町が合併したため、豊川市の事業として継続実施している。
放課後子ども教室と放課後児童クラブの関係 現在は放課後児童クラブとの交流、連携等による事業展開は行っていない。
運営主体の感想 スポーツや文化活動の技術・技能の向上だけではなく、あいさつや靴を揃えることなど礼儀作法も教えている。年度当初はあいさつができない子どももいるが、徐々にあいさつができるようになってきた。また、教室の中には指導者の登録が増加したため、これまで以上に丁寧できめ細かな指導ができるようになってきた教室もある。このような地道な指導が、子ども達の意欲の持続と参加率の向上に繋がるのではないか。
今後の予定 各教室ともに3月まで毎月1・2回程度開催する。
今後の課題 現在、放課後子ども教室は豊川市一宮中学校区で主に土曜日に実施し、平日や他校区では実施していない。今後は平日や他校区で実施できるように検討する必要がある。また、現在は講座形式で開催しているため、今後はスポーツや文化教室だけではなく、学習機会の提供や地域住民との交流活動など総合的な子ども達の居場所づくりからも運営内容等を検討する必要がある。

学校支援地域本部