「放課後子ども教室」

当該教室の概要 東広島市内9ヶ所で開設。(市内37小学校区)地域ボランティアや学生ボランティアの協力を得て、宿題等の学習活動や文化・スポーツ活動等を小学校に隣接する公民館等の社会教育施設で実施している。
地域の現状と課題 広島県の中心に位置する人口約18万人の都市。広島大学、近畿大学工学部、広島国際大学等の教育機関や酒類研究所やJICAをはじめとする研究機関を有し、国際学術研究都市を将来の都市像としている。
市街地においては、人口増加に伴い児童・生徒数も増加している。放課後子ども教室を実施する際、市街地においては、学生ボランティア等の協力が得られやすいが、活動の場(余裕教室)を確保しにくい。一方、市街地を離れた地域では、逆に活動の場所は確保できるが、ボランティア等の協力者の確保に限界があり、地域の人材育成が急務になっている。
活動場所 (1)川上やっチャオ☆スクール 於:川上公民館及び小学校
(2)吉川放課後子ども教室 於:吉川公民館及び小学校
(3)西志和わくわく教室 於:西志和コミュニティハウス及び小学校
(4)志和堀サルビア教室 於:志和堀公民館
(5)高美が丘つくしんぼ教室 於:高美が丘公民館及び小学校
(6)三ツ城わくわくひろば 於:三ツ城コミュニティハウス及び小学校
(7)豊栄放課後子ども教室 於:清武公民館及び豊栄小学校
(8)河内放課後子ども教室 於:河内公民館及び小学校
(9)木谷放課後子ども教室 於:安芸津東公民館及び木谷小学校
活動日、時間 ・毎週木曜日の授業終了後から概ね17時まで
・土曜日及び長期休業日の半日
*年間40日~200日
参加対象 1年生から6年生
活動内容 ・自習(宿題、本読み、漢字・計算ドリル等)、昔遊び(お手玉、あやとり、けんだま等)、スポーツ・文化活動、自由遊び等の実施。

<特徴的な取組み>
【茶道教室-日本の伝統文化を体験-】
内容:お点前、行儀作法について学びます。
講師:学習アドバイザー(元教諭、公民館講座生)
【理科教室】
内容:なぜ?何?不思議遊び(簡単な実験)
講師:社会教育指導員(元教諭)
【フラダンスを習おう】
内容:ハワイの音楽に合わせて楽しく踊ります。
講師:学習アドバイザー(公民館講座生)
【けんだまの達人になろう!】
内容:けんだまの技を習得します。
講師:学習アドバイザー(広島大学学生ボランティア)
指導者等 安全管理員、学習アドバイザー、コーディネーターは、各地域の公民館講座生が中心となって協力していただいている。
※H18までの「地域子ども教室」を引き継ぐ。
地域とのかかわり 実施する各地域において、学校、公民館、PTA、まちづくり協議会、女性会等の社会教育関係団体からなる運営委員会を組織し、教育委員会と連携体制を整え実施している。
安全管理方策 運用指針(安全管理の規定を含む)に則した運営を行う。
※賠償保険制度について
※保護者の責任において参加させる旨の徹底等
参加方法・費用 ・申込み用紙により事前の申込みを行う。
・おやつを出している教室については、実費徴収。
18年度までの取組 文部科学省委託事業「子どもの居場所づくり推進事業-地域子ども教室-」を市内8ヶ所で実施する。その活動の成果(地域の教育力のまとまり、地域ボランティアの役立ち感の高まり)を活かして、放課後子ども教室に継承する。
放課後子ども教室と放課後児童クラブの関係 1.放課後子ども教室(教育委員会青少年育成課)、放課後児童クラブ(福祉部児童福祉課)
2.放課後児童クラブの登録児童が、木曜日開催の放課後子ども教室に参加できる運営体制をつくる。
3.関係両課の作業部会(協議)及び連携の実施。
4.放課後児童クラブの参加児童の把握と、教室参加への移動の安全管理上の連携等。
5.総合的な放課後対策への具体的協議の実施。
参加者・保護者の感想 ・参加した子どもが「楽しかったよ!」と言ってくれるのが何よりも喜びである。
・地域で子どもたちと出会うと「○○教室の先生だ!」と言って、挨拶をするようになった。
運営主体の感想 子どもたちは、ドッジボールやバスケットボールなど、子ども同士のふれあいを楽しみにしている。人間形成の上で大変有意義である。
今後の予定と課題 今後は、市内全域37小学校区を対応できるように拡充していきたい。しかし、拠点となる活動場所の確保とボランティアの人材確保について、計画的に進めていく必要がある。
その他 厚生労働省の「放課後児童クラブ」は、保護者に代わって責任を持って子どもの健全育成を行うことから、専門職員を配置して運営している。一方、放課後子ども教室は、ボランティアによる運営であるため、責任の度合いや内容の密度に大きな差があり、一体的運営及び連携については、慎重に検討していく必要がある。

学校支援地域本部