あびっ子クラブ

平成19年度に「放課後子どもプラン推進事業費補助金」を受けて実施した事例。(放課後子ども教室と放課後児童クラブを連携して実施している事例

千葉県我孫子市の事例
~学校、学童保育との連携による子どもの居場所づくり~
放課後子ども教室:一小あびっ子クラブ(文部科学省補助対象)
放課後児童クラブ:一小学童保育室(厚生労働省補助対象) 事例の概要
・我孫子市の学童保育室は、平成8年度から公設公営により、待機児童を出さないこと、小学校敷地内に学童保育室を設置することを基本方針として、全小学校(13小学校)内に学童保育室(16保育室)を設置しています。
・平成19年6月に、従来からの学童保育室に加えて、放課後子ども教室推進事業の補助対象事業となる子どもの居場所(あびっ子クラブ)を、1か所目のモデル校として、我孫子第一小学校(一小あびっ子クラブ)でスタートさせました。
・あびっ子クラブは、実施小学校の学区内に在住する小学生を対象に、放課後や土曜日などに、学校施設を活用して、子どもたちが安全に安心して過ごすことができる場です。
・あびっ子クラブでは、遊びなど自由に過ごしたり、サポーター(有償ボランティア)による“チャレンジタイム”を実施しています。チャレンジタイムとしては、「お習字」「お琴」「ショートテニス」などを定期的に実施しており、夏休みには工作教室やイベントも実施しています。
・平成20年度、我孫子市における小学生を対象とした放課後対策事業として、学童保育とあびっ子クラブとの一体的な運営を検討するため、学識経験者、小学校長、PTA代表、主任学童保育指導員、あびっ子クラブリーダー、学童保育保護者代表、市民、行政担当者を構成員とする「放課後対策事業検討委員会」を設置しました。検討の結果、平成21年4月からあびっ子クラブは登録制(登録料:500円)となり、我孫子第一小学校においてあびっ子クラブと学童保育の一体的な運営をスタートさせました。
・あびっ子クラブの運営は、スタッフ及び小学校教頭先生などによる『運営会議』、サポーターの自主的な意見交換の場である『サポーター会議』において、活発な意見交換が交わされ運営されています。また、コーディネーターは学校評議委員となっており、学校・地域の方とも連携を図りながら運営しています。

メインルームの子どもたち

宿題・お絵かき・ゲームなど

体育館の子どもたち なわとび

ショートテニス

ドッジボール大会

校庭の子どもたち(自由遊び)

書道「お習字(入門編)」(低学年対象)

図書室での読み聞かせ

あびっ子クラブの概要 あびっ子クラブは、小学生を対象に、学校施設を活用して、放課後や土曜日など、子どもたちが安全に安心して過ごすことができる子どもの居場所です。平成19年6月に我孫子第一小学校において『一小あびっ子クラブ』がモデル校としてスタートしました。平成20年度は「放課後対策事業検討委員会」において、学童保育とあびっ子クラブの一体的な運営のあり方について検討し、検討結果を受け、平成21年4月から我孫子第一小学校において学童保育とあびっ子クラブの一体的な運営がスタートしました。
学童保育室とあびっ子クラブにそれぞれ配置されていたスタッフは一元化され、“放課後対策事業スタッフ”となりました。両事業の調整をし、学校や地域との連携を図る“コーディネーター”を中心に、スタッフはシフト制でそれぞれの事業に携わっています。
あびっ子クラブでは、スタッフとサポーターが子どもたちの活動をサポートします。サポーターの自主的な活動により、様々な工夫がされるようになり、チャレンジタイムも充実してきました。運営主体は市ですが、保護者や学校評議員など、地域の方々の意見を取り入れながら、地域に応じた運営をしていす。
また、川村学園女子大学研究グループの協力により、様々なアンケート調査を実施し、運営に反映させています。
活動場所 活動場所は、学校施設を活用して実施します。メインルームを拠点とし、学校の授業などで使用しない時間には、図書室、地域交流教室、体育館、校庭などを使用しています。
活動日、時間 ・月~金曜日→下校時~午後5時
・土曜日・長期休業日などの学校休業日→午前10時~午後5時
・ただし、学校行事や学校の下校時間などとの関係で、実施日・利用時間を変更することもあります。
・日曜日・祝日・年末年始は、実施しません。
・各種教室やイベントは、学校の状況等とも調整しながら、毎月おたよりとともに活動プログラムを作成してお知らせします。
参加対象 実施小学校の学区内に在住する小学生で登録した児童
活動内容 遊びなど自由に過ごすことが基本ですが、チャレンジタイムとして「お習字」「お琴」「ショートテニス」などを定期的に実施しています。また、夏休みなどは、工作教室やイベントも実施しています。
指導者等 ・平成21年4月から、学童保育指導員とあびっ子クラブスタッフが一元化され、“放課後対策事業スタッフ”として学童保育室とあびっ子クラブをシフト制で勤務しています。
・あびっ子クラブには、コーディネーターを中心にリーダー(嘱託)、サブリーダー(嘱託)、アシスタント(臨時)がシフト制で常時3人配置されています。また、活動内容や子どもたちの状況により、必要に応じてサポーター(有償ボランティア)を配置されています。
地域とのかかわり ・我孫子市における放課後対策事業を検討する「放課後対策事業運営委員会」に、各地域に支部を持ち、地域に意見を反映することのできる体制がとれている青少年相談員や民生委員・児童委員の代表に委員として参画してもらい、より広い視点で地域の意見を反映しています。
・地域の方々や保護者にサポーター(有償ボランティア)として登録いただき、子どもの活動支援やチャレンジタイムの指導・補助などでのご協力をいただいています。
・サポーター、コーディネーター、行政担当者で構成する「サポーター会議」を設置し、運営やチャレンジタイムの実施などについて地域や保護者の意見を反映しています。
安全管理方策 ・事故防止、災害対策、不審者等の緊急対策として、安全対策マニュアルを作成
・スタッフによる子どもたちの見守り
・低学年の参加カードによる利用及びお迎えの徹底など、保護者への協力のお願い
利用方法・費用 ・平成21年4月より、登録制(ただし、新1年生は5月ゴールデンウィーク明けからの利用)
・登録している児童の利用は自由です。ただし、各種教室などで人数制限がある場合は申込みが必要となる場合があります。
・登録料:年額500円(利用日数に関わらず)。ただし、各種教室等で実費負担をお願いする場合もあります。
放課後子ども教室と放課後児童クラブの関係 ・学童保育室は家庭で保育ができない児童を対象とした就労支援を主な目的とし、あびっ子クラブは全児童を対象とした体験の場・交流の場を主な目的としています。目的や機能が違うことから、メインルームはそれぞれに設置し、学童保育の保護機能は維持しています。
・スタッフはシフト制で学童保育室とあびっ子クラブに勤務しています。両事業に携わることにより、子どもの状況把握や対応などがスムースに行えるようになりました。
・施設面、安全面、活動面でより連携を図るよう努めています。
児童・保護者などへのアンケート調査 ・PTA役員により、保護者アンケートを実施していただき、運営に反映させています。
・川村学園女子大学研究グループの協力により、様々なアンケート調査を実施していただき、運営に反映させています。
今後の予定 一体的な運営のモデル校の検証を十分行い、2校目以降を順次実施していきます。

学校支援地域本部