館山市における放課後子ども教室の取り組み

当該教室の概要 平成19年度は市内11小学校のうち、北条小・西岬小・富崎小・神余小・九重小の5校で放課後子ども教室を実施する。
地域の現状と課題 第2期館山市基本計画では、「元気で明るい『ふれあい社会』の継承」において社会福祉の推進の観点から、放課後の児童のための居場所づくりを推進することを明記しており、また、生涯学習からの観点からもNPOや市民ボランティアとの連携により地域の大人が講師となって、放課後や週末に子どもたちに対して様々な体験活動や文化活動を行うこととしており、社会福祉・社会教育の連携により子どもの居場所づくりの推進を図ることが課題となっている。
活動場所 館山市立北条小学校(児童数:766名)・西岬小学校(児童数:92名)・富崎小学校(児童数:18名)・神余小学校(児童数:23名)・九重小学校(児童数:93名)
活動日、時間 開催日:
北条小(不定期・学校と日程を協議し決定)
西岬小(10月より月2回程度水曜日に実施)
富崎小(不定期・学校行事・ボランティアの都合で日程を協議し決定)
神余小(毎週木曜日・夏休み)
九重小(毎週木曜日・夏休み)

時間:
15:00~16:30(冬季は16:00まで)
参加対象 教室開催校の児童
活動内容 自主学習教室・パソコン教室・一輪車・遊びなど
指導者等 コーディネーター
ボランティアで子ども情報誌「きらきらキッズたてやま」の編集長を務めている方にお願いしている。

学習アドバイザー
保護者やNPO法人の方が務めている。

安全管理員・ボランティア
保護者、地域住民・シニアのパソコンボランティア(ITヘルプデスクスタッフ)の方々にお願いしており、徐々にボランティアの輪が広がっている。
地域とのかかわり 学校
活動場所の提供・参加申込書の取り纏め・日程調整

PTA
安全管理員・ボランティアスタッフとして事業に参画

関係団体
NPO法人南房総IT推進協議会からの講師派遣・技術サポート・機材の提供
安全管理方策 ボランティアが校内に入る際に学校の事務室に声をかけ名札の着用を義務付け、不審者等の侵入を防いでいる。
また、放課後の完全下校時には教室を終了し、明るいうちに帰宅できるよう下校時の安全に配慮している。
参加方法・費用 学校を通じてチラシ・参加申込書を配布し、学校が取り纏めて指導者に渡している。参加料は無料。
18年度までの取組 地域子ども教室推進事業及び文化体験プログラム支援事業を実施してきた。
放課後子ども教室と放課後児童クラブの関係 本年度実施校のうち、放課後児童クラブが設置されているのは北条小だけである。
放課後子ども教室は、生涯学習課が実施主体となっており、実際の運営は学校ごとに学校関係者・保護者・地域住民・NPOによる「放課後子ども教室実行委員会」を設置し運営を委託している。
放課後児童クラブは、こども課が主管しており、運営主体は父母の会が行っている。なお、「子ども教室実行委員会」には児童クラブの代表者も参加し、両事業の連携を図っている。
放課後児童クラブに所属している子も自由に放課後子ども教室に参加でき、パソコン教室終了後は児童クラブの教室に帰ってきて残り時間をすごしている。また、夏休み期間中は、放課後児童クラブを対象としたパソコン教室を実施し、保護者からも好評であった。
参加者・保護者の感想 放課後に行われている教室にも毎回楽しく参加させていただいております。パソコンの操作はもちろんですが、画面で作ったものがプリントアウトされて出てくることは 子どもたちにとっても、とてもうれしいようです。今後も教室の開催を希望します。

上級生が下級生の面倒をみたり、同級生どうしでわからないところを教えあったり、とても良い雰囲気でした。

子どもも学校で、みんなと学べる(遊べる)と喜んでいます。
宿題を少しでも終わらせてくるので助かりますので、今後も続けてもらいたいです。
運営主体の感想 子どもたちは、子ども教室に集まるとまず宿題を先に済ませてから、友だちと思い思いに時間を過ごすため、保護者にとっても喜ばしいことだと感じられる。
スタッフに保護者や地域の方、北条小のパソコン教室ではシニアのパソコンボランティアの方々が参加しているため、高齢者・親・子どもの世代を超えた交流にもつながっていると思われる。
また、パソコン教室では単に操作だけではなく、インターネットの安全安心な使い方についての講座も実施しており、子どもたちのITリテラシーやインターネットに関するマナーの向上にもつながっている。
今後の予定 北条小:
学校と日程調整しながら、月4回程度実施していく予定
西岬小:
10月より実施。月2回程度、水曜日に実施する予定
富崎小:
2学期以降も、毎週木曜日の放課後に実施していく予定
神余小:
2学期以降も、毎週木曜日の放課後に実施していく予定
九重小:
2学期以降も、毎週木曜日の放課後に実施していく予定
今後の課題 放課後子ども教室の実施日数は、当初資料では240日とあるが、様々な学校行事との調整や徒歩で下校する子どもの安全・ボランティアの確保等を考えると、放課後1時間30分の教室を年間40日程度実施するのが限界と思われる。また、小規模校では保護者数も少ないため、学習アドバイザー・安全管理員・ボランティアなどスタッフの確保が課題であり、今後も引き続き保護者や地域にお便り・回覧等を通じて呼びかけていく。
その他 <北条放課後子どもクラブの指導者から>
保護者の方が迎にいらしたときに、子どもたちが出来上がったものをみせて得意満面で説明をしていました。会話も多く、たいへん微笑ましい様子でした。
HP 北条小:http://www.city.tateyama.chiba.jp/school/houjyo/
その他:http://www2.city.tateyama.chiba.jp/Guide/?stoid=9919

学校支援地域本部