東京都日野市「三小ひのっち・七小ひのっち」

今こそ、地域の教育力発揮を!

コーディネーター歴4か月 奥住 日出男

今年6月、日野市立の全小学校に当事業(名称:ひのっち)が開設されました。子どもたちを地域の大人が学校内で見守るというプランに保護者の間には期待と不安が入り混じっていましたが、関係者の努力で軌道に乗りつつあります。子ども達も、学校の児童から地域の子どもに見事に変身し、(1)高学年が低学年の児童と一緒にゲームを楽しむ姿(2)折り紙や紙ヒコーキの作り方を大人達に教えてもらい夢中になって楽しんでいる光景(3)子ども達の勉強を教えている大人達の緊張気味の顔など、世代を超えての学びや、遊びの語らいに心が和みます。
一方、その輪の中に入れない子どもも居り、改めて「場」作りの難しさも痛感しています。当事業は、諸課題を抱えながらも多くの保護者や子ども達に歓迎されつつありますが、子ども達の安全を考えると、安心して過ごせる場所は「地域」ではなく「学校」である、という意識を持たれる事が心配です。「地域のことは、地域で守る」という基本的な必要性を当事業が教えていることを大事にしたいと思います