長野県辰野町学校支援実行委員会

「ボランティアさん、いませんかぁ…!!」

辰野町教育委員会事務局・学務係 連携支援担当 栗林 良裕

 「バドミントンを教えてくれるボランティアさん、知りませんかぁ…?」ボランティアさんさがしに行き詰まると教育委員会事務局で大声を出すことにしています。「○○課の課長さん、確かバドミントンやっていたよ…。」さっそく○○課に急行、「私はもう歳で動けないが、Aさんに聞いてみたら…。」事務局にとって返しAさんに電話、「明日、集まりがあるので頼んでおくよ。」直ちに依頼のあった学校へ電話、「バドミントンのボランティアさん、何とかなりそうです。」電話口から教頭先生のほっとした声が伝わってくる。「よぉし、これで全勝だ。」思わずほくそ笑む。これまで学校から求められたボランティアさんは全て紹介することができました。
 
 学校からボランティアさんの依頼があると先ず知人に連絡します。それでだめなときは、生涯学習の団体やスポーツ団体に依頼をします。役場の広報や告知システム(有線放送)、さらに事務局で発行する〝学校支援だより〟や〝全戸回覧文書〟も効果的に機能しています。地元の新聞2社による学校支援に関する新聞記事もありがたい広報、啓発の手段になっています。周りの職員や町民のみなさんにあたたかく支えられて、実際のところ〝奮闘〟というほどボランティアさんの登録に困難を感じてはいません。
 
 辰野町では〝学校支援実行委員会〟〝辰野町地域教育協議会〟各校に設置した〝学校区地域教育協議会〟の系統のそれぞれに事務局が関わっています。コーディネーターは、事務局の一員に位置づけていただき、地域連携協働型の学校づくりに関する調査研究・研修、および広報・啓発などの活動にも参画させていただいています。『学校は地域のみなさんの支援を求めています』『地域の子どもは地域と学校で育んでまいりましょう』『辰野町では、地域のみなさんと学校との連携協働の活動を行っています』などの啓発を大事にしています。これらの啓発をとおして、辰野町全体に学校を支援する気風を満たすことができれば将来も継続発展する事業に育てていけるものと思います。
 
 辰野町には小学校5校、中学校1校があります。7月1日現在、個人の学校支援ボランティアは371名。この人数は、学校で求めている人数の1.28倍にあたります。
 さらに、辰野町体育協会、辰野町書道協会、辰野美術会など、10の生涯学習団体に学校支援の団体登録をしていただいています。
 登録していただいた全てのボランティアさんに活動の機会が訪れるようにすることもコーディネーターとしての大事な役割になると思います。

       
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