愛知県津島市立神守中学校支援地域本部「豆ボラ神守(まめボラかもり)」

「笑顔は宝」

神守中学校支援地域本部チーフコーディネーター  長谷川よしよ

 24年度も「ドテラ」開催の時期が近づきました。この頃になると2010年の秋を思い出します。「ドテラ」とは、「豆ボラ神守」の学習支援の1つで、中3対象に、土曜日に、主に大学生ボランティアさんを先生役に勉強を教えてもらう寺子屋のことです。
 
 「豆ボラ神守」の発足時、学校のニーズで「ドテラ」を開催することになりました。当時はまだほとんどボランティアさんがいなくて、「ドテラ」の仕組みも何もない白紙状態だったので、サブコーディネーターと二人で悩んでしまいました。しかし、校長先生のお力をお借りしながら、何回も何回も相談をしました。大学生ボランティア募集のためにチラシを大学に郵送しました。また、どうしたら保護者は我が子を安心して「ドテラ」に送り出せるかを保護者目線で考え、「豆ボラ神守」オリジナル連絡ファイルを作成しました。そして、生徒さんと学生ボランティアさんが勉強しやすい環境を作るために、見守りスタッフの配置を考えて募集しました。学生さんは地元だけでなく、県外からも応募してくれました。わざわざ神守中学校の生徒のために遠方からきてくれることは、とてもうれしく、ありがたいことでした。「ドテラ」初日、見守りスタッフは会場を手際よく準備して、緊張しながらきた学生ボランティアさんや生徒さんを笑顔一杯で出迎えてくれました。学生さんは笑顔で一生懸命、生徒さんに勉強を教え、生徒さんは「うん、うん、分かる、分かる。」と笑顔一杯、目を輝かせてうなずいている、そんな光景をみて、とても感動しました。
 
 開催日によっては、学生ボランティアさんや見守りスタッフが少ないときがあります。見守りスタッフには、始まる時間帯だけ、終わる時間帯だけでもとお願いしています。大学生ボランティアさんに関しては、学生さんに案内をお願いして、サブコーディネーターと二人で、募集チラシをもって、いろいろな大学の担当部署へ直接お願いに出かけています。なかなか大学へ足を踏み入れる機会のないキャンパスの学食で食べるランチが、ひそかな私たちの楽しみになっています。
 
 今年度で「ドテラ」も3回目を迎えました。毎回生徒さんは、少しでもわからない問題がなくなるように一生懸命勉強しています。学生さんはそんな生徒さんを思い、見守りスタッフさんはより勉強しやすい環境をつくりたい、と生徒さんや学生さんのことを考えてくれます。そして、学生さんと見守りスタッフは仲良しでいつも笑顔にあふれています。そんな生徒さん、学生さん、見守りスタッフの笑顔のために、今年も只今準備中です。

【豆ボラ神守HP】 http://mamebora-kamori.chu.jp/



週1回の学ボラさんとの出会いを楽しみに、真剣に学ぶ受験生ら