平成26年4月26日(土曜日)、東京都の品川区立小中一貫校日野学園をメイン会場として、小学生を対象に、実社会で活躍する現役の社会人の方々による体験型プログラムを中心とする土曜学習フェスタを行いました。このフェスタは、今年度より本格的に土曜学習の全国展開を推進する第一歩として開催しました。
第一部では、土曜日教育ボランティア応援団による土曜学習として、協力企業・団体の得意分野を活かし、掃除(ダスキン)やものづくり(パナソニック)、コミュニケーション(吉本興業)、よのなかの仕組み(Jリーグ)、世界のお金(野村グループ)、囲碁(日本棋院)に関係するプログラムや、文部科学省職員によるチアリーディング教室を実施しました。
小学生に興味をもってもらえるように、ゲームや工作などの参加型プログラムを中心として、プロ棋士や芸人をはじめ、各分野の第一線で活躍する現役の社会人の方が講師を勤め、子供たちは、活き活きとプログラムに参加していました。
第二部では星出彰彦宇宙飛行士に、実際に宇宙に行った時の映像を使って、講演していただきました。
質問コーナーでは、宇宙での飲み水の確保や、宇宙空間での運動の必要性などについて子供たちから次々に質問があり、国際宇宙ステーション内での水の循環や筋肉の衰えなどについて、具体例をあげながら分かりやすく説明いいただきました。
その後、下村文部科学大臣も参加して星出飛行士と子供たちとの対話が行われ、「宇宙飛行士になりたい」、「お医者さんになりたい」という子供たちの「夢」に対して、夢を叶えるために努力することの大切さなどのアドバイスをしていいただきました。
今回のフェスタを契機に、全国各地で土曜日の教育活動が活発に行われるよう、文部科学省職員の土曜日の教育活動への参画も含め、省をあげて積極的に取り組んでまります。
企業等による教育プログラム